SSISコミュニティ活動(趣味の会)
「入谷朝顔まつりと下町を歩く会」報告
日時 |
2017年7月7日(金)14時入谷駅集合 |
---|---|
参加者 (順不同・敬称略) |
神山治貴、高橋令幸、真鍋研司、日高義明、山崎俊行、福田弘、野澤滋為、島亨・惠子夫妻、 内山雅博・ちよの夫妻、石川静香・則子夫妻(13名) |
はじめに
赤や青、紫など色鮮やかな朝顔の鉢がずらりと並ぶ恒例の「朝顔まつり(朝顔市)」が7月6日から3日間、東京都台東区の入谷鬼子母神(真源寺)で始まり、昔ながらの風情を実感したく、SSISコミュニティ活動(趣味の会)として「入谷朝顔まつりと下町を歩く会」を開催した。
日本最大の朝顔市で、この3日間は入谷鬼子母神や言問通りには120軒の朝顔業者と100の露店(縁日)が並び毎年約40万人もの人出で賑わっている。 世に知られるようになったのは江戸時代末期頃と云われ、夏の風物詩として江戸っ子に親しまれてきた朝顔市を、時代を超えて実感できた。
―メトロ入谷駅の改札口、地上で待つ―


朝顔市(入谷鬼子母神)
当日は梅雨の谷間で気温が摂氏30度を示す暑い中、メトロ日比谷線入谷駅に集合、入谷駅から徒歩1~2分に朝顔市が行われている入谷鬼子母神として 有名な真源寺に向かった。同寺は日蓮上人の尊像とともに祀られ万治2年(1659)創建されたと言い伝えられている。
多数の朝顔の鉢植えが境内に展示されていたが、午 後2時過ぎということもあり、朝顔の花のほとんどが絞んでいたことは残念でもあったが、朝顔鉢以上に見学客が多く境内は芋を洗う状況を呈していた。
―入谷朝顔市―





岩波正太郎記念文庫
朝顔市から離れ、次の目標である岩波正太郎記念文庫に向かった。
同作家は、1923年に浅草で生まれ1990年に白血病で没したが、その間「鬼平犯科帳」「剣客商売」「真田太平記」など戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。
尚、朝顔市からここまで約15分であったが、炎天下の徒歩で相当身体を消耗しこの文庫で涼をとることが出来、体力を回復出来た。
―岩波正太郎記念文庫―



合羽橋道具街
文庫を出て約800mに亘る道具街には、和洋、中華食器、漆器、和洋菓子機器、厨房設備機器、食品サンプル等を扱う店舗が道路の両側に連なる専門街で、海外からの観光客も数多く散見された。
―合羽橋道具街―


商店街の中で、金箔の河童像を発見し写真に納めたが、これは「かっぱ河太郎像」とのことで道具街誕生90周年を記念して平成15年(2003)に建立された。
浄土真宗東本願寺派
本山東本願寺 そもそも神田にあったが、明暦3年(1657)の大火により焼失し、幕府は築地か浅草に選べるとし、東本願寺は浅草を選んだ。因みに江戸浅草御防は築地に移転し現在に至る。
ところで、当日は7月7日の七夕であり、浴衣を着た4~5歳の可愛いお子さんが約20名ほど境内で記念写真に納まっていた。
―本山東本願寺と幼稚園児たち―


浅草寺
ご存じの東京都内最古の寺である。
元は天台宗に属していたが、第2次世界大戦後独立し聖観音宗の総本山となった。
観音菩薩を本尊とすることから「浅草観音」あるいは「浅草の観音様」と通称され広く親われている。
全国有数の観光地であり、外国観光客で大混雑。 今日は時間があるので浅草ROXや伝法院通り、仲見世通りを裏から、表からゆっくりと見物した。
―浅草六区界隈と伝法院通り―


―浅草寺中門と雷門を裏から見る―


―浅草寺の本殿―

浅草神社(三社様)
現存の社殿は徳川家光の寄進で慶安2年(1649)に完成した。毎年5月15-17日の3日間 三社祭りで有名である。
雷門
東京観光では外せない。 浅草神社から浅草仲見世を通り抜ければ、雷門が待っていた。
何度かの火災を受け焼失したが、現存の雷門はパナソニックの創設者の松下幸之助が長い闘病から完治し、そのお礼の為寄進した。
尚、当日は改修工事の為雷門にカバーが掛けられていて現物を見る事が出来なかった。
残念。
懇親会
“リストランテ ラ・ラナリータ吾妻橋”
〒130-8602墨田区吾妻橋1-23-1/03-5608-5277 アサヒグループ本社22F
午後5時から開店であったが、早目に到着し若干(4、5分)待つことになった。
―アサヒ・ビルと隅田川―


当店は22階に位置するイタリアンレストランで、墨田川を見下ろし、また、スカイツリーを展望できた。
炎天下を歩き続けた後、涼しいレストランで飲むビールは一段の違いがあり、夕焼けを見ることを忘れ痛飲した。
―レストラン入口と懇親会―


―懇親会―





当日の朝顔市や河童橋道具街、そして、浅草寺等の話題で盛り上がりました。
最後になりましたが、参加者で一人も脱落することなく汗を流しながら只管歩く光景を目にし、ただただ感激するとともにご協力に感謝する次第です。
ありがとうございました。
幹事:内山雅博、石川静香