多摩御陵と多摩森林科学園散策
2018年4月
- 日時
- 2018年4月9日(月) 13時高尾駅北口 18時40分高尾駅南口解散
- 参加者(順不同・敬称略)
- 金原和夫、島亨、野澤滋為、栗原敬志郎夫妻、田辺功、眞鍋研司、山崎俊行、
日高義朝、藤井嘉徳、川本佳史、福田弘
多摩御陵
武蔵陵墓地は八王子市にある皇室墓地。大正天皇陵「多摩陵」、貞明皇后陵「多摩東陵」、昭和天皇陵「武蔵野陵」、香淳皇后陵「武蔵野東陵」の4陵(みささぎ)が造営されている。昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵(通称)と称されており現在でもその名で通っている。
高尾駅から南浅川沿いを通り御陵に向かう。途中南浅川の土手、南陵公園にはすっかり青葉にになったソメイヨシノが花の時期には素晴らしい花見スポットであると思わせた。
約15分で多摩御陵正門に到着。表参道を通り4陵に向かい順次お参りする。陵はそれぞれ上円下方墳ほぼ同じでいずれも南面である。表参道の両側には京都から移植された北山杉の並木がある。手入れの行き届いた青々とまっすぐに伸びた杉の並木は見るものを圧倒する。
約30分をかけ参拝を終了した。御陵内は鳥のさえずりさえ聞こえないほどの静寂さを保ち非常に荘厳な感じがした。

正門を望む

北山杉

大正天皇陵

貞明皇后陵

昭和天皇陵

香淳皇后陵
多摩森林科学園
多摩御陵の参拝を終え13:45頃に次の目的地である多摩森林科学園に向かった。約15分で到着した。
多摩森林科学園は1921年に宮内省帝室林野管理局林業試験場として設立され1988年に「多摩森林科学園」となり現在は「国立研究法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所多摩森林科学園」に改称されている。現在はサクラ品種の研究、都市近郊林の研究、生物多様性の研究、森林環境教育の研究を行っている。
サクラに関しては8ヘクタールの広さのサクラ保存林があり、日本全国の主要なサクラの栽培品種や銘木、天然記念物の接ぎ木のクローンが約500ライン、1400本植えられている。
到着後門内で見学ガイドを受け取り、本散策の一つの目的であるサクラ保存林の散策ルートを尋ねる。サクラを見るなら夫婦坂のルートが良いとの推奨を受け案内図を手に三々五々散策をスタートした。通路幅は狭くアップダウンもかなり多い道の脇には数多くのサクラが咲き誇り目を楽しませてくれる。それぞれのサクラの根本近くにはそれぞれのサクラの名前、ルーツ、栽培園などの情報プレートがあり見学の助けとなっている。ソメイヨシノ以外の多くの素晴らしいサクラを堪能することができた。
これらを鑑賞している間に一時間半ほど経過した。途中にムササビの観察スポット等の看板も随所にあったがさすがに日中でもあり実物を見ることはなかった。
午後1時からほぼ休みなしに2時間半ほど山道を歩き詰めだったのでいささか疲れを覚えた。参加者も戻り始めたが十分サクラも散策も堪能した様子で椅子やベンチに座り閉園までの間休みをとった。

懇親会
多摩森林科学園を後にして高尾駅南口の懇親会場の居酒屋に向かう。16:30分着。
この時間に営業している店は少なく同時刻に科学館を出発したいくつかのグループもほぼ同時刻に到着した。我々は予約をしていたので奥の静かな部屋に通されたが、スタッフの数が少なくなかなか注文を取りに来ず、少々いらいらしたがそうこうする内、各自適応力を発揮しオーダー方法を改善し問題を解決した。最終的には店側が最初のサービスの遅れを詫びる形で30分程度の時間延長をオファーしてきたので2時間以上楽しい時を過ごす事ができた。




幹事
企画立案:高橋令幸 実行リーダー・活動報告:福田 弘 実行サポート:田辺 功