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活動内容
講演会
2017年2月度SSISフォーラム開催案内

2017年2月度 SSISフォーラム開催案内

一般社団法人半導体産業人協会
理事長　橋本浩一
講演企画委員長　増原利明

平素、SSISフォーラムにご出席いただき、厚くお礼申し上げます。2017年2月度フォーラムは下記の内容で開催する予定です。奮ってご出席、ご討論にご参加いただければ幸いです。

講演概要

「左脳・右脳型集積によるモバイル人工知能を目指して」

講師：黒田　忠広氏　慶應義塾大学教授/博士(工学)

ENIACは布線論理(wired logic)方式のコンピュータでした。人手による接続が500万箇所もあり、大規模なシステムの接続が大問題でした。この問題を解く中で生まれた発明が、プログラム内蔵方式（ノイマンアーキテクチャ）と集積回路でした。しかしながら、ムーアの法則は終焉を迎えようとしています。チップ内での集積のみに頼ることができなくなった現在においては、接続問題と電力問題の一段と画期的な解が求められています。

一方、チップの性能が十分に高くなったことで、人工知能が多くの現実問題に役立つようになりました。ニューラルネットとディープラーニングが画像認識や言語処理で目覚しい成果をあげています。このような脳型情報処理は直感的・空間的であり、従来の論理的・計算的な情報処理とは異なるアーキテクチャが求められます。GPUやFPGAではその性能を十分に発現できません。ニューラルネットの実装には、手続きをプログラムして逐次に実行するノイマン型よりも、構造をプログラムして並列に実行する布線論理型の方が相応しいと考えています。

科学技術振興機構(JST)事業のACCELでは、プログラム内蔵方式の左脳型コンピュータと仮想布線論理方式の右脳型コンピュータを集積したモバイル人工知能を創出し、左脳と右脳が相互補完する新しい情報処理の原理を探究します。本講演では、集積回路とコンピュータと人工知能の来し方行く末についてお話します。

日時	2017年2月23日(木) 　17：30－20：00
プログラム	17:30　～　19:00 「左脳・右脳型集積によるモバイル人工知能を目指して」～黒田　忠広氏～ 19:00　～　20:00 交流会
会場	林野会館（東京・茗荷谷）5Fホール文京区大塚3-28-7、TEL.03-3945-6871 地下鉄東京メトロ丸の内線「茗荷谷」駅より徒歩７分
参加費	SSIS会員 3,000円（交流会参加費含）一般 4,000円（講演のみ）　 6,000円（講演及び交流会）参加費は当日会場にて申し受けます。なお、会員でない方は、当日の入会が可能です。
参加申し込み	SSIS事務局行（FAX：03-6457-3246　E-Mail ：info@ssis.or.jp でも承ります）
会場案内
詳細資料	講演内容詳細・お申込みなどはこちらの詳細資料からご確認ください。 2017年2月度SSISフォーラムのご案内（pdf）